2017年09月02日
「坪単価」って??。。。
こんにちは!
Toda's Designスタッフのnishioです。
いつも読んでくださってありがとうございます。
暑い!暑い!と言っているうちに9月に入りましたね。
急な朝晩の涼しさに身体も少々驚いていますが
なんとか、この残暑を乗り切りたいものですね。
さて今日は家を建てる時に、よく耳にする「坪単価」について
少しお話をさせていただきます。。。
たとえば「坪単価50万円の家」と「坪単価70万円の家」があるとしたら
どちらの方が安く建てられるのかと考えると、
もちろん「坪単価50万円の家」と思いますよね!
私たちにも「坪単価はおいくらですか?」とよく質問されるのですが
実は、この「坪単価」という数字にはからくりがあるのをご存知ですか??
「坪単価」に建物の坪数を掛けた金額で住めるお家ができると思いがちですが
この「坪単価」というものは業者によって、どこまでを「坪単価」の費用に
含めるのかは、まちまちなのが今の建築業界の現状なんです。
ひどい話だとお家を建てるには必ず必要になる確認申請費や
屋外給排水工事費、足場仮設費などが含まれていないこともあるそうで
「どこまでが坪単価なの~~?」そんな疑問がでてしまいますよね。
なぜこんなことが起こってしまうのかと言うと
建物本体工事の分け方に決まった基準がなくハウスメーカーや
工務店・その他ビルダーの各社の自主性に任されているからなんですね。
なので広告や宣伝文句に謳われている「坪単価」や「金額」は各社の自由!
そのため、「坪単価」で安い業者を選んだはずなのに実際には
総額が高くついてしまったということが起こってしまうのです。
工事を請け負った会社に「こんな仕様に変更したい」と伝えると
思っていた以上に追加の金額がでてしまったり実際には、
ほとんどの人が住まいへの希望やあこがれを諦めてしまったとも聞いています。
確かにToda's Designの建てている住宅は手づくりの部分が多いため
「坪単価」だけで見てみると、高いお家かもしれません。
外壁や室内壁のヨーロッパ漆喰仕上げや無垢材を使用するなど
手づくりが故に職人さんたちの技術が必要でしっかりとした腕がなければ
つくれないものだからです。
ヨーロッパ漆喰や自然素材をふんだんに使った家は、一般の合板フロアやクロスのお家と
比べると最初は高くなってしまいますが、10数年ごとの外壁の塗替えの必要がなかったり
クロス壁の破れや貼り替えが不要だったり、高気密・高断熱な仕様と
24時間全熱交換型換気システムの採用で冷暖房にかかる光熱費を抑えることができたりと、
長い目で見るとランニングコストがかからない場合が多いです。
メンテナンスを丁寧にしていくことで、ずっと快適に過ごすことができるお家なのです!
資金計画やご予算の相談なども随時受け付けておりますので
まずは、お気軽にご相談くださいませ(*^_^*)
資金計画についてはプライベートでデリケートな領域のお話になりますが
宝くじでも当たらない限り(笑)みんな同じように悩む問題なので
(かく言う私もそのひとりでした(^_^;) ご心配はいりません!
家づくりは、人生の中でそう何回も経験できることではありません。
だからこそ、後悔が残らないよう最善・最良の方法を見つけてほしいと願っています。
長々と書いてしまいましたがみなさまの大切な家づくり。。。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
《nishio》