2018年03月03日
換気について。。。vol.2
こんにちは!
Toda's Design スタッフのnishioです。
ご訪問いただき ありがとうございます。
さて今日は、先週の「換気」についてのお話しのつづきです。
部屋を換気するには、外からの空気を室内に取り入れる「給気」とともに、
部屋の中の空気を外に出す「排気」が必要です。
しかも換気には「自然換気」と「機械換気」があり、その中でも
「第1種換気」~「第3種換気」に分かれていると前回お話ししました。
どんな違いがあるのかを説明しますと、
「第1種換気」は給気・排気ともに機械で行う換気なので計画的な換気が可能です。
安定して新鮮な空気を給気しながら、汚れた空気を排気します。
「第2種換気」は排気が自然換気で、給気は機械換気で行います。
通常、住宅にはほとんど用いられず病院の待合室やクリーンルームなどで採用されています。
ご覧いただいた通り「給気」と「排気」の両方を機械で制御し計画的な
換気を可能にするのが、Toda's Design が採用している「第1種換気」で
「排気」をトイレやキッチンなどの換気で行い、
外の空気を自然に取り入れるのが「第3種換気」です。
ここまで読んでいただければ、もうおわかりいただけると思いますが
「第3種換気」は、換気機器の費用が安価であることはもちろん
室内の空気を強制的に室外へ排気しますので、
どこからか室外の空気を取入れる必要があります。
湿度の高い蒸し暑い夏の空気や乾燥し氷点下まで下がる冬の冷たい空気を
2時間毎に家の中へ入れてしまうので、残念ながら本当の意味で快適な住宅にはならないのです。
自然換気を取入れているというお家は、悲しいことに壁に穴が開いているのと同じこと。。。
決して「高気密な家」とは言えないのです(>_<)
Toda's Design が採用している「第1種換気」は、その中でも
24時間全熱交換型を採用していますので熱損失を軽減し、
冬は、外の冷たい空気を暖め湿度を加えて暖房費を節減し、
夏は、外の暑い空気を冷やし湿度を回収して冷房費を抑えることが可能です。
ダクトと給気口が家じゅうに張り巡らされ、部屋の空気を入れ替えるのですから
リビング(床下・通常)のエアコンで家じゅうの各部屋の温度差を少なくし
花粉やPM2.5、黄砂など健康被害をひきおこす大気汚染物質の98%以上を
室内に入る前に除去するので1年を通じて快適な室内環境を実現するだけでなく、
光熱費も節約できるのが嬉しいですね!
家づくりを考えはじめると知らないことが、どんどん出てくると思います。
気密や断熱・換気など、見た目やデザインだけでは見えてこないことも沢山あって
難しいと感じることもあると思いますが、知っているのと知らないのとでは
後悔する気持ちが全然違いますよね。。。
家づくりを考えるすべての人が、しあわせな家づくりができるよう
私たちは、いつも願っています☆
疑問や不安を残さずに、担当のビルダーさんやスタッフさんにどんどん質問して、
快適に過ごせる「オンリーワンの家づくり」を叶えてくださいね♫
《nishio》