2016年04月09日
「24時間全熱交換型換気システム」と「C値」。。。vol.2
前回よりお話ししている「24時間全熱交換型換気システム」
今日は、その性能やメンテナンスについてお話ししますね(*^_^*)
人の一生の中で摂取する空気の割合は
室内の空気が約57%を占めていると言われています。
その空気環境をクリーンにすることが健康にとって、
とても大切なことなんだと戸田工務店は考えています。
中でも一番お伝えしたい性能は、屋外給気口に搭載されたフィルターで
花粉やPM2.5などの大気汚染物質を室内に入ってしまう前に98%以上除去できること!
部屋の中の空気質を空気清浄機などできれいにするのではなく
きれいにした空気を室内に取り込むのでお家の中は常に空気清浄機で
きれいにしたあとと同じくらいの空気質が保たれているんですね。
そして何よりも普段のメンテナンスが容易にできることも大切な要素です!
エアコンや空気清浄機のフィルター掃除が必要なように
換気システムもメンテナンスができなければその性能は維持できません。
全ての給排気口は手の届く位置に設計され、いつでもこまめに
メンテナンスすることができるのでお家の中は安心して過ごせる
快適空間をつくりだせるんですね!
ただ、この換気システムの性能を発揮するには住宅の気密性能も重要になります!
戸田工務店では約20年前より施工している高断熱・高気密住宅(SW工法)で
培ったノウハウを活かしオリジナルの工法で現在も建築しています!
その結果、先日行われた気密性能検査ではC値:0.28c㎡/㎡という驚きの数値が出ました!
次世代省エネルギー基準での寒冷地・断熱地域区分のⅠ・Ⅱ地域(北海道など)では
C値が2.0c㎡/㎡以下になるように規定しているのを見れば
今回検査したC値:0.28c㎡/㎡の数値がかなりの気密性だとわかっていただけると思います。
なんだか難しいことを書いてしまいましたが、家づくりにはどんな仕様を使い、
その性能を存分に発揮するための工務店独自のやり方や工法が隠れています。
家づくりに関する疑問など、遠慮なくご質問くださいね(*^-^)ノ
《nishio》
C値とは...
住宅の気密性を表す値で、隙間面積を延べ床面積で割って出した数値のことです。
数値が小さいほど気密性が高いと評価されます。