高断熱・高気密Concept.01

高断熱・高気密のひみつ

高性能住宅の特徴

家の性能のポイントとなるのは、主に「断熱性」「気密性」「換気」の3つです。
せっかく高断熱な家づくりをしても気密性が悪ければ、外気の影響を受けてしまうため、 その効果が半減してしまいます。「断熱」と「気密」そのどちらも高性能にすることで、快適にした室内の空気が逃げにくく、 冷暖房で効率よく暖めたり冷やしたりすることができます。
一方、気密性が高ければ結露が心配となるので、換気システムによる湿度調整が大切に なります。
このように「断熱性」「気密性」「換気」の3つが揃うことで、効果的に性能を発揮することができます。

戸田デザインは、この3つの性能にこだわった家づくりをしています。

高断熱な家とは

外の空気の温度は壁や窓を通して家の中に伝わってきます。断熱性能が十分ではない家が冬寒く、夏暑いのはこのためです。
そこで、外壁と内壁の間に断熱材を入れたり、断熱性の高い樹脂窓を採用して断熱性能を高めているのが高断熱な家です。

高気密な家とは

目に見えないくらいの隙間からでも外気の影響を受けてしまうので、暖房や冷房の効きにくい家になってしまいます。
高気密な家は、精度の高い建築部材や断熱材、気密シート・気密テープなどを用いてできるだけ隙間をつくらないようにして建てられます。

換気(24時間全熱交換型換気システム)

熱損失の少ない24時間全熱交換型換気システムは、室内の温度と湿度を快適に保ちながら換気を行うことができます。
エネルギーを無駄にすることなく省エネ効果が期待できるので、お財布にも優しいシステムです。また、給気時にフィルターを通すことで外気のPM2.5・花粉・塵などを除去し、新鮮で綺麗な空気だけを室内に取り込みます。

24時間全熱交換型換気システムの
詳細についてはこちら

01断熱

戸田デザインの新築住宅における
断熱グレード

2013年に改正された省エネルギー基準により、断熱効率を表す値がQ値よりUA値(外皮平均貫流率)に変わりました。
UA値の数値が小さいほど高い断熱性能になります。

当社標準仕様 UA値 約0.46w/㎡k以下

※ガラス(トリプル)・断熱の厚み等を強化することでUA値性能を上げることが可能です。

『HEAT20』の水準をクリアした
高い断熱性能を誇る住まいを提供

『HEAT20』とは?

地球温暖化とエネルギー問題対策のために、住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持、快適性向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体の呼称です。

樹脂窓・樹脂サッシ

断熱/遮熱/気密性に非常にすぐれた樹脂窓を採用しています
樹脂+Low-E複層ガラス*アルゴンガス封入で、高レベルの断熱性

特殊金属膜(Low-E)をコーティングし、最適に設計された厚さの複層ガラスの中間層には熱伝導率が低いアルゴンガスが封入されています。高性能複層ガラスと樹脂スペーサーにより優れた断熱性能・防露性能を発揮します。

[樹脂スペーサー仕様] ※準防火地域不可

*熱貫流率1.31

*アルゴンガス...大気中に3番目に多く含まれている気体で、稀ガスのひとつ。無色・無臭で、食品の酸化防止のための充填ガスなどに 利用されています。

熱伝導率が低く、断熱効果アップ
空気の1.5

*熱貫流率 ... 室内側と室外側の温度差を1°Cとしたとき、窓ガラス1m²に対して、1時間の間にどれだけ熱が通過するかという熱量のことをいいます。

熱貫流率の値が低いほど、
熱の移動が少なく抑えられます

戸田デザインでは、熱の伝わりにくい樹脂素材のフレームを採用しています。夏の暑さや冬の寒さもやわらげ、結露がおこりにくいのでカビやダニの発生を抑え、お掃除も簡単になります。

現場発泡ウレタン断熱

夏の暑さを大幅に軽減し、冬は暖気を外に逃がさない保温効果を発揮する硬質吹き付けウレタンフォームの断熱材です。断熱材内部に湿気を通しにくいため、壁内の結露を抑制し、建物の耐久性を高めます。細やかな気泡構造は吸音性にも優れています

高性能グラスウール

  • より高い断熱性能

    繊維を細かくすることで、より性能の高い断熱性能で快適な温度空間づくりをサポートします。
    熱伝導率:0.035 [W/(m・K)](24KHG)

  • 安心な空気質

    シックハウス症候群の一因とされる、ホルムアルデヒドを含まない原料により、安心できる空気質を確保します。

  • 高い吸音性

    グラスウールは多孔質であるため優れた吸音性能を持ち、壁内に充填することで、音の伝搬を抑え、静かな空間作りに貢献します。
    吸音率80%(500~4000HZ)

【高性能グラスウール施工例】

基礎断熱

基礎と土間のコンクリートは室温や地熱の蓄熱層として使えるので省エネルギー性と室温の安定に効果があります。夏は外気よりも低い温度の地熱により、床はヒンヤリ感があり、冬は蓄熱により暖かくなります。さらに『戸田デザインの家』では、床下に換気システムを採用し床下に冷気がこもらないように循環させていますので、一般的な基礎断熱と明らかに体感温度が違います

02気密

建物の小さな隙間から室内には、夏の熱気や冬の冷気が入り込み、冷暖房効率が悪くなります。外気だけでなく湿気や花粉・PM2.5などの有害物質も侵入してしまいます。
快適で健康的な住環境を保つためには気密性は欠かせない性能のひとつです。

  • 高気密を数値化したC値とは

    住宅の気密性能を表す指標に「C値=住宅の隙間相当面積」があります。この数値が小さいほど気密性能が高い住宅になります。ざっくり言うと、家の面積に対してどのくらいの隙間があるのかを測定した数値のことをいいます。

    戸田デザインの家では気密測定を
    実施しています。
    【気密測定】

    強力なファンを使って建物内の空気を外に出して住宅の隙間の量を計測します

  • 「Toda’s Designの家」実測データ

    ※2021年度 弊社の平均測定値 0.13cm²/m²

気密シート・気密テープ

住宅の気密レベルを上げ、
湿気を防ぐ高性能気密シート・気密テープ

室内の空気や湿気を外壁側へ動くのを防ぐ役割を担っています。断熱材の室内側の壁の防湿、気密用の材料です。気密化や結露対策のために使用します。

【高性能グラスウール + 気密シート】

03換気(第1種換気)

高断熱には高気密が欠かせないように、高気密には計画換気が欠かせません。高気密であるがゆえに外部との風の出入りが無くなってしまうので、計画的に換気する必要があります。
戸田デザインの家が採用している24時間全熱交換型換気システムでは、計画換気だけでなく屋外給気口のフィルターで花粉やPM2.5,黄砂などの大気汚染物質を屋内に入る前に98%以上除去します。
しかも熱交換率は90%なので熱の逃げる割合が10%のみで、一年中快適にお過ごしいただけます。

24時間全熱交換換気システムの
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