2018年02月の記事
2018年02月24日
換気について。。。vol.1
こんにちは!
Toda's Design スタッフのnishioです。
いつもご訪問いただき ありがとうございます。
さて今日は快適な家づくりをするためには
とても大切な「換気」のお話しをさせていただきますね。
みなさまは「換気」と聞くとどんな事を想像しますか?
窓を開けたりキッチンやトイレ・浴室についている
換気扇のスイッチを入れたり・・・とそんな「換気」を思い浮かべますよね。
2003年にシックハウス対策の法令等が施行され住宅には24時間換気することが
義務づけられるようになりました。「シックハウス症候群」の略称で
住宅の建材等から出るホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質が原因となり、
頭痛や目のかゆみ、鼻水、喉の痛みなど人体に影響を与えるの症状が現れます。
そこで1時間あたり家の中の空気の1/2(半分)を外の空気と入れ替えるよう
取り決めることで住宅内のシックハウスに関する化学物質の濃度を
下げることが「換気」の目的になりました。
でも日本には四季折々の季節があり、そのなかでも
湿度の高いジメジメと蒸し暑い夏の季節や
空気が乾燥し氷点下にもなる寒い冬の季節があります。
そんな厳しく不快な環境の外の空気をいとも簡単に家の中へ入れてしまい
室内まで厳しい温湿度にしてしまうのが、実はその「換気」なのです。
「換気」って、ひと言で簡単に言い表せますが「換気」にも種類があるのをご存知ですか?
室内の換気方法には「自然換気」と「機械換気」というのがあり
「自然換気」は、室内外の温度差によって生じる室内空気の比重差による場合と、
風力による場合とがあります。 ただいずれも換気の安定性が欠けてしまうのが欠点です。
一方、「機械換気」は強制的な換気ですので、その動力にエネルギーは必要ですが、
安定した換気が得ることができます。「機械換気」の方法にも種類があって
「第1種換気」「第2種換気」「第3種換気」に分けられています。
いかに効率よく効果的に換気するかでお家の性能が驚くほど変わってしまうんです!
次回は、その違いについてお話ししますね。
《nishio》