2022年07月02日
C値が表すふたつの指標。。。
こんにちは!
Toda's Designスタッフの にしおです♪
いつもご訪問いただき ありがとうございます。
先日、現在建築中のお家で気密測定を行ないました!
今回のお家も【C値=0.1㎠/㎡】の測定結果↓
以前にもお話ししたと思いますが、気密測定とは
実際にその住宅がどの程度の気密性能があるのかを
調べる検査で、強力なファンを使い建物内の空気を
外に出して住宅の隙間の量を計測します。
隙間の多い住宅では、その隙間から多くの外気が建物内に
流入してくるため、屋内と屋外の気圧の差があまり生じず、
隙間の少ない住宅では流入してくる外気が少ないので、
屋内と屋外の気圧差が大きくなります。
この気密測定により、住宅の隙間相当面積が算出され、
家の面積に対してどれくらいの隙間があるのかがわかるのです。
隙間相当面積は、一般的に「C値」とも言い
住宅の気密性(隙間の量)を表す指標になるんですね(^-^)b
この「C値」が大きければ大きいほど、気密性能が低い住宅で
小さければ小さいほど、気密性能が高い住宅ということになります!
ハウスメーカーや工務店など、各建築会社によって
「C値」の必要性について見解に違いがあります。
その一番の理由は「C値について、国の基準がない」ということ。。。
隙間のない家(気密性の高い家)を実現するためには、
高い技術力と広い知識が必要になり技術力が低いと、
どんな高性能の材料を使っても施工精度が低くなり
隙間の大きな家になってしまいます(^-^;
そして技術力があっても隙間のない家づくりに必要な知識が
欠けてしまうと気密性の高い家づくりは実現できません!
そういった意味でも「C値」は、依頼する建築会社の施工品質を
確認できる指標にもなるのだと思いませんか??
隙間が大きいとそこから漏れた分だけ、外の不快な空気が
室内へ入ってくるため、暑い夏や寒い冬にかかる冷暖房費にも
大きく影響してきます。我慢することなく快適で省エネな家づくりを
実現するためにも「C値」は、とても大切な指標です!
国の基準がないから「C値」を表す必要がないのではなく
建築会社の技術力を確認するためにも「C値」は
大切な指標になるモノだとToda's Designでは考えています(^-^)
建築会社を選ぶ際には、そういった見えないモノにも
ぜひ注目してみてくださいね!
*にしお*
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